こんにちは、とんペーフィットネスです。
つい先日、クラウドファンディングでご支援を受け、アメリカのパワーリフティングについて学ぶために、東海岸のヒューストンに1週間ほど滞在してきました!
【パワーリフティング最強国】本場のパワーリフティングを学びにアメリカに行きたい!
その際に多くのヒューストンのジムを体験してきたので、その様子を記事で残していきます!
第一弾として、ヒューストンに行った目的の一つのアルファリートジムを利用した感想を書いていきます!
ちなみにアルファリートジムには僕が行なっているパワーリフティングというスポーツの”世界王者”のラッセルオルヒ選手が利用しています。
”パワービルダー”という言葉を浸透させた立役者であります。)
彼にトレーニングに関するインタビューがしたいというのがこの遠征の最大の目的だったのですが、無事に達成することができました。
スクワット313kg,ベンチプレス195kg,デッドリフト325kg,トータル833kgを記録に持つ異次元の強さを持つ彼のトレーニングに対する哲学を知れて非常に行った甲斐がありました。
クラウドファンディングで支援してくださった方やインタビューを受けてくださったラッセルオルヒ選手へ心よりの感謝です。
動画でもアルファリートジムやオルヒ選手と話している様子が観れるので時間がある方はそちらの方で実際のジムの雰囲気やオルヒ選手との会話の様子を楽しんでいってください!
(オルヒ選手は世界チャンピオンなだらもとても謙虚で気さくなナイスガイでした。)
アルファリートジムとは?
正式名称は「Alphalete gym」(アルファリートジム)です。
アメリカのフィットネスYoutuberのChristian Guzman(クリスティアンガズマン)氏が設立したジムで、ヒューストン州のテキサスにあります。
彼自身もYoutuberとして非常に大きな影響力を持っていて、7年前からYoutube上にVlog形式の動画をアップし続けています。


ジム自体もできてからまだそこまで経っておらず非常に新興のジムですがジム設営者が大物Youtuberである点やそこで活動するRussel Orhiiのような超有名パワーリフターが使用していることもあり、ジム自体の知名度はかなり高いように思えます。
アルファリートジム体験記
・場所
住所:711 Avenue E, Stafford, TX 77477 アメリカ合衆国

場所はヒューストンの中心部からかなり外れた場所にあり、僕が宿として利用していたHouston Internatiopnalから車で25分程度の位置にありました。

・行き方
中心部からの行き方ですと、LyftやUberといった配車サービスを使うとドアtoドアで楽に行けますが、
片道でも2000円以上かかってしまうのでバスと配車サービスを併用して利用すると、片道1000円程度で行けると思います。
観光客にとってヒューストン内の移動手段は配車サービスかバスに限られると思います。
徒歩で行く手段もありますがなんせアメリカは広いので日本のように地点Aから地点Bまで行くのに徒歩のみで行こうとするとそれだけで多くの時間がかかってしまいます。
ジムの様子
外観

ヒューストン到着して2日目に到着しました。
アルファリートジムの外観は想像していたよりも綺麗で外からは倉庫感はゼロでした。
オープンしている時間帯

空いている時間帯は
月曜日〜木曜日 5時〜23時
金曜日 5時〜22時
土曜日 8時〜21時
日曜日 10時〜20時
アメリカ人は朝トレーニングするという文化が根強いのか平日は5時とかなり早い時間帯があるのが印象的でした。
なにしろ週7で開かれているのは良いことです。
受付
受付でビジター料金を支払ってジムを利用します。
ちなみに1日13ドルで使用できるのでアメリカのジムの一日利用料金としては平均的です。
日本だと同じような設備だと2000円以上するところもあるので、この環境でこの値段なら割とリーズナブルだと思いました。

会員になると、1ヶ月で50ドル(約5500円)と日本のジムの月会費と比べてもなかなか安いので僕がヒューストンに住んでいたら確実にここに通っていたかなと思いました。
物販

ドクターローラーやハイパーボルトなどのコンディショニングケアグッズがたくさん並んでおり、コンディショニングやストレッチの大事さは日本以上に浸透している印象を受けました。


アルファリートジムは”アルファリート”というブランドを個別に販売しているので物販コーナーでブランドのTシャツやパーカーが販売されていました。
どちらかというとレディース向けの製品が多く、印象としては6:4で女性向けのファッション商品が多かったのでこの点に関しても日本との大きく異なっているなと感じました。
お土産に思わず買ってしまいました。

3D エナジーというエナジードリンクのブランドもオーナーのガズマン氏が販売しているので購入してみました。
公式ホームページ⇨https://www.3denergydrinks.com/

価格は2.75ドル(300円)というアメリカのエナジードリンク市場では高めでしたが、カフェイン量がモンスター(1本あたり36gのカフェイン量)など市販のものよりも遥かに多く、1本で200mgと体重が軽い人にとっては1回で摂取するカフェインの適正量を超えてしまうので注意が必要です。



ぬるい状態で一度飲んでみたら美味しくなかったのでギンギンに冷えている状態で飲むのをオススメします。
中の様子




中はTHE・倉庫ジムで、マシンからフリーウエイトまでなんでもござれという感じです。
フリーウエイトに関して
行った時間帯が非常に早かったのでまだそこまで利用している人はいませんでしたが、仮に利用者が多い時間帯に行ったとしてもベンチ台やスクワットラックが満杯になることはないなと思いました。
ベンチプレス台×5
デッドリフト用プラットフォーム×5
セーフティーが無いのを除けば完璧✨#ALPALETEGYM#アルファリートジム pic.twitter.com/biOdg0tbsW— とんぺーフィットネス@パワーリフティングYoutuber (@tonpay_fitness) 2019年9月27日
デッドリフト台は離れた場所にもう一つあり、スクワットラックからベンチプレス台に形を変えられる台も存在したので正しくはそれぞれ6台です。

スクワットラックはベンチとデッド以上に多く10台以上存在しました。
例のスクワットラック
Youtube内で頻繁にラッセルオルヒ選手が使用しているスクワットラックもあり使用してみましたが、たてつきが悪かったのが意外でした。



このラックはスクワットラックではなくベンチプレス台としか使用する方がはるかに気持ちよくリフトできます。
デッドリフトのプラットフォームにそれぞれデッドリフトジャッキが付いているので非常に便利です。

※デッドリフトジャッキ:デッドリフトのシャフトをプレートをつけたまま浮かせることができるアイテムです。
個人単位でデッドリフトジャッキのようなものを使用したいときはデッドリフトウェッジというアイテムがオススメです。
YYGIFT バーベル デッドリフト ウェッジ 筋トレ 重量挙げの練習 デッドリフトトレーニング時に便利なアイテム 軽量 携帯便利 バーベル&プレートを効率的に取り付け&取り外し可能
さらにパワーリフターにとってはありがたいことに、デッドリフトのドロップ(上からバーベルをある程度自由落下できる)が可能なので非常に高重量でのトレーニングに適しています。
その他のトレーニング用具
ボックスジャンプ

クロスフィットをやる人が使うボックス
アトラスストーン

ストロングマンの選手が大会で使用するとにかく重たい石。
ログリフト

これまたストロングマンコンテストに出る人用のトレーニング器具。
日本のジムではまず見ることがないレアなアイテムです。
肩のトレーニングに使用できます。
実は裏にあるグラウンド設備
なぜかジムの裏口から出るとスキーに使えそうな傾斜がありました。


アメフトやサッカーで使用できそうなグラウンドがあります。
ジムを使用した感想

マシンからフリーウエイトまで考えうるすべての機材が揃っている非常に充実したジムだというのが率直な感想です。
パワーリフティングをしに行ったのでほぼBIG3中心でトレーニングしていたのですが、ボディビルやボディメイクを中心にトレーニングをしている人でも満足して使用できる環境だと思います。
有酸素マシンに関してもランニングマシンだけではなく、ステアミルといって階段状になっているランニングマシンも10台近く揃えられており、ジムで有酸素は欠かせないという方にもうってつけだと感じました。
アルファリートジムのここが良い!!!
よかった点はウォーターサーバーがあった点と、売店に30gのプロテインが売られていたことです。
ドイツに滞在していた時に現地のジムでウォーターサーバーが無かったので海外は日本のように水が無料という概念がなく基本的に自分で持ち込むものという印象があったのですが、アメリカでは大半のジムでウォーターサーバーがあるみたいです。
プロテインは日本だとタンパク質含有量15gのザバスが有名ですが、アメリカだと一本で30gとなかなか”分かっている含有量”だと思います。


アルファリートジムのここが惜しい!!!

少しジムで自分と合わないなと感じたのはジム内のBGMの大きさです。
あまりに大音量過ぎて長時間いると耳が疲れるレベルです。ぜひ音響を改善をして欲しいところです。
まとめ

総合評価でいうとヒューストンに観光または仕事で滞在することになって、本格的なフリーウエイトトレーニングやボディビルのような全身の筋肉を発達させるようなトレーニングがしたい方はぜひアルファリートに通うことをオススメします。
逆にもっとソフトにトレーニングがしたい方には他のエニタイムフィットネスなどのコマーシャルジムの方が落ち着いてトレーニングできるのではないかと思います。

世界王者も利用するアルファリートジム、ヒューストンに訪れた方は一度訪れることをオススメします。
それではまた!!!
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